実験動物の年間総販売数調査のつづきです。
平成25年度のラットの総販売数は約122万頭でした。
そのうちアウトブレッドラットは約109万頭でした。
その内訳をみてみましょう。
販売数の多い順に、販売数と全体に占める割合を示します。
Sprague-Dawley 70万頭(63%)
Wistar 33万頭(31%)
Wistar-Imamichi 2.7万頭(3%)
Wistar-Hannover 2.4万頭(2%)
Long Evans 1.4万頭(1%)
その他
日本で販売されるアウトブレッドラットは、ざくっと、6:3でSDとWistarとなるようです。
2014年9月25日木曜日
2014年9月24日水曜日
122万頭
日本におけるラットの販売数が激減しているようです。
公益社団法人日本実験動物協会が「平成25年度実験動物の年間総販売数調査報告書」を出しました。
この調査は昭和60年度から3年に一度、実験動物生産者の年間販売数を調査し、実験動物数の動向を調べるものです。
今回、平成25年度一年間に販売・供給された実験動物の数が公表されました。
調査対象は、実験動物を生産している企業、大学・独立行政法人で、合計43社・機関です。
マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ウサギ、イヌ、ネコ、サル類、ブタ、ヤギ、めん羊、鳥類について調べています。
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ラット」を実施しているものとしては、ラットの販売数が気になるところです。
さて、そのラットですが、年間の総販売数が122万頭で、前回3年前(平成22年度)に比べ、42.7万頭減(25.9%減)となっています。
122万頭の内訳を以下に示します。
平成22年度→平成25年度
アウトブレッド: 146万頭→109万頭(25.4%減)
近交系: 15.4万頭→9.6万頭(37.7%減)
ミュータント系: 3.1万頭→3.4万頭(9.1%増)
これらからわかるように、販売数減少の主な要因は、もともと総販売数の大半を占めていたアウトブレッドラットの販売数減少です。
アウトブレッドラットは、薬効試験や安全試験に使用されています。製薬企業の研究所の集約化や閉鎖を反映して、アウトブレッドラットの使用数が減少したものと思われます。
一方、ミュータント系統は利用が増えています。薬効試験を行うにしても安定的な表現型を示すミュータント系で実施する傾向になっているのでしょう。
2014年9月22日月曜日
鴨川2014年9月
約2か月ぶりの投稿です。
昨日の日曜日は大変よい天気でした。
鴨川に行きましたが、ここ2週間雨が降っていないせいか水量がとても少なかったです。
川底の一部が見られます。
荒神橋あたりでサッカー場(後日訂正:テニスコート)の面積ぐらい現れているでしょうか。
昨日の日曜日は大変よい天気でした。
鴨川に行きましたが、ここ2週間雨が降っていないせいか水量がとても少なかったです。
川底の一部が見られます。
荒神橋あたりで
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