2014年10月17日金曜日

excel - 2軸グラフ

2軸グラフ

通常、グラフの縦軸はひとつ。
しかし、値の大きく異なる「系列」をひとつのグラフで表すには、もうひとつ軸があった方が便利。
そこで、グラフの右側に軸を追加する。

軸を追加する「系列」を選択
 ↓
右クリック
 ↓
[データ系列の書式設定]
 ↓
[系列のオプション]
 ↓
[使用する軸]
 ↓
第2軸(上/右側)を指定


参考
http://www.relief.jp/itnote/archives/003260.php


2014年10月14日火曜日

神幸祭―平成26年

今年もやってきました吉田地区のお祭り、「神幸祭」です。
今年は、10月12日に今宮社の御神輿が町内を巡りました。


昨年も言いましたが、京都大学は吉田地区にあるので、御神輿がやってきます。
台風の影響が心配されましたが、良い天気でした。







2014年10月10日金曜日

2週齢以下のマウス・ラットの個体識別

2週齢以下(生後14日以下)のマウスやラットの個体識別をする場合があります。

未だ毛が生えそろっていないので、ピクリン酸などによる色素塗付法を用いることができません。
また、耳介も未発達なため、耳パンチ法による個体識別もできません。

そこで、新生児のマウス・ラットを個体識別には、やむを得ない処置として、指先を切断することが行われます。

注意点としては、

  1. 局所麻酔薬を用いる
  2. 片側の後肢の一本の指先のみを切断する
  3. 切断した指先からDNAを抽出し、遺伝子型解析に用いるべき

後肢には、5本の指があります。一本ずつ切断することで、最大10頭を識別できます。

前肢を切断してはいけません。なぜなら、物をつかんだり、毛づくろいする能力を低下させる可能性が高いからです。


参考資料
遺伝子改変マウス作出における洗練(refinement)および削減(reduction):Laboratory Animals 37, Suppl 1, July 2003の訳出; p45

2014年10月9日木曜日

約1日半のずれ

マウスの平均妊娠期間は、約18~19日、ラットでは約20~21日です。

その理由は、ラットでは、マウスに比べ、着床が約1日半遅れるため、とされてます。

着床が完了するのが、マウスでは胎齢6.5日、ラットでは7.75日です。
その後は、ほぼ同じペースで発生します。

ということは、マウスの胎齢と同じ発生段階のラット胎児を得るには、そのマウス胎齢プラス1ないし2日のラット胎児を得る必要があります。

例えば、神経堤の形成は、マウスでは8日、ラットでは10日、中腎管の形成はマウスで9.5-10日、ラットで10.5-11日です。また、体表に毛包が出現するのは、マウスで14日、ラットで15日と言われています。

最後に、いつを胎齢0日とするか、です。
一般的には、膣栓確認日を胎齢0日、としています。

参考資料
実験動物学各論; p21
マウス・ラットの解剖と器官発生 小児外科 29(2):143-152
日本エスエルシー実験動物価格表