2015年9月9日水曜日

ハイフン、ダッシュ、マイナスを区別していますか?

論文などを作成する際、ハイフン、ダッシュ、マイナスといった記号を使います。

これらは、全く違う意味をもつので、当然区別する必要があります。

しかし、一般的なキーボードでは、これらに個々に当てはめられているキーはありません。

一般的なキーボードには、「-」のキーがあります。
これには、Hyphen-Minus という記号が当てはめられています。
また、テンキ―にある「-」のキーも、Hyphen-Minusです。

つまり、ハイフンとマイナスは、意味は違うのですが、同一の記号(Hyphen-Minus)で表されています。

また、ダッシュを表すキーは一般的なキーボードにはありません。

では、ハイフン、ダッシュ、マイナスを厳密区別するために、それぞれの記号を入力するには、どうしたらよいのでしょうか?


  • ハイフン(hyphen): Hyphen-Minusで代用
  • ダッシュ(dash): Unicodeの文字コード(U+2012, U+2013, U+2014) を利用して入力
  • マイナス(minus): Unicodeの文字コード(U+2212)を利用して入力

ダッシュには、Figure dash (U+2012), En dash (U+2013), Em dash (U+2014)があり、それぞれ用途別に使い分ける必要があるようです。


2015年8月28日金曜日

ラットの唾液採取

ラットの唾液成分を分析するために、唾液を採取する必要があります。
しかし、分析に必要な量を集めるのは大変です。
そこで、薬剤を投与して、口腔内にあふれてくる唾液を採取します。

薬剤には、塩酸ピロカルピンを用います。


  1. 10%塩酸ピロカルピンを調整(ストック液)
  2. 10%塩酸ピロカルピン(ストック液)を生理食塩水で100倍希釈
    0.1%塩酸ピロカルピン液を調整
  3. ラットの体重100gあたり0.3mLの0.1%塩酸ピロカルピンを投与
    ラットはイソフルランで麻酔しておく
    投与経路は、皮下投与
  4. 5分程度経つと、唾液が口腔内にたまってくるので、ピペットで採取
  5. ラットの大きさにもよりますが、約50-100uLぐらいの唾液が採取できる
参考資料
Kondo et al., Exp Anim 42(1):83-88, 1993

2015年8月4日火曜日

ラットの深頸リンパ節 (lynphocentrum cervicale profundum)

"Anatomy of the Laboratory Rat"より、ラットリンパ系。

深頸リンパ節 (Lymphocentrum cervicale profundum)

気管の外側、上部(起始部)と下部(中間部)に位置するリンパ節からなる。


どの領域からリンパ液が流れてくるか:
口腔底、咬筋、舌、咽頭、喉頭、甲状腺、食道起始部


どこへリンパ液が流れていくか:
tracheal trunk

2015年7月28日火曜日

ラットの浅頸リンパ節 (lynphocentrum cervicale superficiale)

"Anatomy of the Laboratory Rat"より、ラットリンパ系。

浅頸リンパ節 (Lymphocentrum cervicale superficiale)

外頸静脈分岐部、あるいはその尾部側に位置し、首の腹側の筋肉(胸鎖乳突筋)の表層にくっついている1つないしは2つのリンパ節からなる。

しばしは、耳の基部に小さなリンパ節があり、それは耳下腺に埋まっている。

どの領域からリンパ液が流れてくるか:
顎下リンパ節、耳、耳下腺、頭部の皮膚、後頭部、首

どこへリンパ液が流れていくか:
深頸部リンパ節

2015年7月27日月曜日

ラットの下顎リンパ節 (lymphocentrum mandibulare)

"Anatomy of the Laboratory Rat"より、ラットリンパ系。

顎下リンパ節 (Lymphocentrum mandibulare)

下顎腺の頭部外側に位置する2つから3つの節からなる。
しばしは、1つあるいは2つの小さなリンパ節が頭部側に連なる。

どの領域からリンパ液が流れてくるか:
舌、唾液腺、頭部吻側

どこへリンパ液が流れていくか:
深頸リンパ節
浅頸リンパ節


*リンパ中心 (lymphocentrum)
リンパ節 (lymph node) あるいは、ある特定の領域に常にみられるリンパ節の集団

2015年7月25日土曜日

Anatomy of the Laboratory Rat


"Anatomy of the Laboratory Rat"というラットの解剖学の本があります。

著者は、ミュンヘン大学のRudolf Hebelとパデュー大学のM.W.Stombergです。

1976年に出版されています。

内容は以下の章からなります。
骨格系
筋肉系
消化器系
泌尿器系
雄の生殖器
雌の生殖器
内分泌系
循環器系
リンパ系
神経系
外皮

図は全て手書きです。
手書きは写真と違って多少のアレンジはあると思いますが、そのぶんわかりやすいのではないでしょうか。

表紙に椎骨の絵が載っています。



2015年7月22日水曜日

アトピー性皮膚炎×アストロサイト

アトピー性皮膚炎による慢性的な痒みには脊椎のアストロサイトの活性化が関与しているとのことです。

アトピー皮膚炎モデルのNCマウスの痒みを支配する脊髄部位を、トレーサーを用いて同定。その脊髄部位(C3-C5)でアストロサイトの活性化astorogliosisを見出。

九州大学津田教授らの仕事

STAT3-dependent reactive astrogliosis in the spinal dorsal horn underlies chronic itch

http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/full/nm.3912.html#methods


毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150721ddm041040067000c.html