ケージは、アルミやプラスチックからできています。
フタは、金属製で格子状となっており、固形試料を入れるためにくぼみがつくられています。
マウスやラットは、格子の隙間から餌をかじるわけです。
ケージには、パルプ製あるいは木製のチップが敷き詰められています。
これらを床敷きといいます。
床敷きは、糞尿の拡散防止、巣材となり、ケージの居住性を高めます。
マウスやラットは、ケージ内で糞尿をします。1週間程度で、床敷きが汚れてきます。
そこで、週に一度、ケージとそのフタの交換を行います。これをケージ交換といいます。
ケージ交換時の3大留意点
- 動物の観察
ケージ交換は、動物に触れる絶好の機会です。
動物の健康状態を観察します。 - 動物を逃がさない
動物が逃げた場合は、捕獲するまでその場を離れてはなりません。
まわりの人に呼び掛けて、必ず捕獲しましょう。 - 餌と水を与える
餌と水を十分に与えましょう。
ケージ交換は、動物の”住”と”食”を保障するものです。
水は、自動給水と給水ビンによるものがあります。
給水ビンの場合は、清潔な給水ビンに新鮮な水を入れて与えます。