日本で生産されているアウトブレッドラットのうちSDラットを紹介していきます。
SDラットは、Sprague Dawley ラットの略です。その由来は以前紹介しました。
「妻の旧姓をつけられたラット」
また、SDラットの使用数は、Wistarラットの倍程度です。
「SD6割、Wistar3割」
さて、Slc:SDですが、1968年に米国チャールスリバー社から、日本エスエルシーに導入されました。その後、生産と供給が行われています。
性質温順で取り扱い易い。
比較的大型で発育良好。
繁殖性良好。
安全性試験や薬理試験等に幅広く使用されています。
参考資料
日本エスエルシーカタログ
日本エスエルシー2013実験動物データ集