2014年2月21日金曜日

[excel] シート名を取得

<知っておくこと>

  • ファイル名は、文字列である。
  • ファイル名は、絶対パス+ファイル名+シート名 で構成される。
  • ファイル名は、"["と"]"で囲まれる。例:[ファイル名]
  • シート名は、ファイル名の後につづく。例:["ファイル名"]"シート名"


<戦略>

  • RIGHT関数を用いて、ファイル名の右端のシート名を返す。
  • (シート名の文字数)=(ファイル名の文字数)-("]"までの文字数)

<使用する関数>

  • CELL関数, "filename":ファイル名の絶対パスを返す
  • LEN関数:文字列の文字数を返す
  • FIND関数:指定された文字列が最初に現れる位置を左端から数えその番号を返す
  • RIGHT関数:文字列の右端から指定された文字数を返す

<方法>
=RIGHT(第1引数,第2引数)
第1引数 → CELL("filename", A1)
第2引数 → LEN(CELL("filename", A1))-FIND("]",CELL("filename", A1))

参考:http://www.relief.jp/itnote/archives/001079.php

2014年2月15日土曜日

[excel] 「テーブルとして書式設定」を解除する

  1. 設定しているセルを選択する
  2. リボンの「デザイン」を選択
  3. 「ツール」の「範囲に変更」を選択する
  4. 「テーブルを標準のの範囲に変換しますか?」とメッセージが出るので「はい」を選択

2014年2月11日火曜日

ドイツのd、伝染病研究所のd、予防衛生研究所のY

ddYマウスという日本で開発されたアウトブレッド(非近交系)マウスがいます。
薬効、薬理、毒性などさまざまな試験研究に利用されています。
このマウスの由来を記載した文章を見つけましたので、転記します。

『実験動物飼育管理の実際』
小山良修(東京女子医大教授)
今泉清(予研獣疫部長)
鈴木潔(伝研獣医学部)
田中利男(日本モンキーセンター)
1963年
医学書院

Ⅰ.飼育管理
1.マウス
1)まえがき
a. 種類・系統
”現在わが国で一番広く用いられているいわゆるdd系は秦佐八郎が、ドイツから持ちかえってサルバルサン検定に使用していたものが、旧満鉄衛生研究所・安東洪次のもとに伝わり、これが戦時中さらに伝染病研究所に送られて、封鎖集団 (closed colony)内での雑交配(random mating)がつづけられて来たものである。さらに昭和26年以来この集団をもとにして積極的に繁殖が再開され、dd系という名で伝染病研究所各研究部・東京大学に供給されるようになり、また各所にわたって繁殖され、繁殖箇所頭文字をつけてddD(伝染病研究所)、ddN(実験動物中央研究所)、ddO(大阪大学微生物病研究所)、ddT(武田薬品工業・光工場)、ddY(予防衛生研究所)などと呼ばれるようになった。したがって、dd系なるものは一般に近交系ではないが、一部では近交20代をすぎた近交系ddを保持しているところもある。”

伝染病研究所は、現在の東京大学医科学研究所。
予防衛生研究所は、現在の国立感染症研究所。

予研で開発された近交系DDYは、国立感染症研究所の獣医科学部実験動物開発室が移行した先の、医薬基盤研究所実験動物研究資源バンクから利用できます。



2014年2月2日日曜日

ラットでも、遺伝子改変の時代へ

平成26年3月31日(金)、午後1時より、京都大学百周年時計台記念館にて、第7回ラットリソースリサーチ研究会が開催されました。
この研究会は、ナショナルバイオリソースプロジェクト「ラット」が主催する研究会で、ラットコミュニティの活性化を目的としています。

当日は、快晴、この時期には珍しいぐらい暖かい日でした。



参加者数は、86名でした。
発表演題8題のうち、4題が遺伝子改変ラットを用いた研究に関するものでした。
ラットにおいても、いよいよ遺伝子改変の時代に入ったと実感させる研究会でした。



開催風景はこちら

http://www.anim.med.kyoto-u.ac.jp/NBR/RRR7thpics_jp.aspx

ご講演いただいた先生方、参加者のみなさま、ありがとうございました。